第88番札所 (結願寺) 医王山 遍照光院 大窪寺 (いおうざん へんしょうこういん おおくぼじ) 所在地:香川県さぬき市多和兼割96 電話:0879-56-2278 ご本尊は薬師如来(おん ころころせんだり まとうぎ そわか) 結願です |
医王山 遍照光院 大窪寺 (いおうざん へんしょうこういん おおくぼじ) 所在地:香川県さぬき市多和兼割96 電話:0879-56-2278 |
ご本尊は薬師如来(おん ころころせんだり まとうぎ そわか) |
南無薬師諸病なかれと願いつつ 詣れる人は大窪の寺 |
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第1番札所から第88番札所までは1400K 長い道のりを要約踏破しました 7ケ月掛けて結願までたどり着いた訳ですが35名中7名でした 留守番してくれた家族や従業員にも感謝でいっぱいです ここを登ればご本尊が待っていてくれる 皆さん元気で登って行きました |
山門前で思わず同行のお仲間が映してくれました 晴々した気持ちで何とも言えない清々しさがこみ上げて きました |
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結願を迎え最初の頃の顔の違いが解るかな? へへへへ・・・ |
本堂の裏山には結願寺にふさわしい山肌が険しくも 優しい感じで紅葉がほほ笑んでいるように見えました |
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結願寺 大窪寺 | 不動明王真言 ノウマク サンマンダー バーサラダー センダー マーカロシャーダー ソワタヤ ウンタラ ターカラマン |
お四国さん 八十八ケ寺をひたすらお遍路さんして気がついた事がたくさんありました 偉大な弘法大師様の偉業に触れたとき自分たちはそこに訪れるだけしか出来ませんが お堂を建立して次から次へ移られて行かれたお姿から想像もつかないバイタリティに驚きました また自分としては発心道場の3月にスタートして、 4月を半ばに倉庫建設中にアキレス腱の筋肉との付け根を断裂してしまった 不自由な足を引きずりながら5月の修行道場ではチンパタ、チンパタ ”何でこんな時にこんな事をしなくちゃならんのか!” 足摺岬のお寺の間は90Kも離れています また第24番札所室戸山 明星院 最御崎寺、第25番札所宝珠山 真言院 津照寺は 階段もこの時点ではお年寄りの方々にどんどん追い越され辛く大変でした ”俺はもうここで引き返す”荷物をまとめて帰りたくなった 何故かホント こんな事、馬鹿、馬鹿しくなってきた 妻には”これも貴方に与えられた修行でしょう!” 頑張りなさい!と言われ父親の追善供養が目的で始めたお遍路が挫折ギリギリでした これも正に自分に与えられた試練と修行かも 毎日 痛い、痛い人達の治療をしているのに頑張らなくては! その方々の気持ちが教えられたようです 正に自分との闘いです みんなこんな思いで頑張っているんだな? 7月、8月に入ると暑さとの戦いで日陰を求めて足も相変わらず・・・・チンパタ 歩きお遍路さんを見ると自然に頭が下がる思いで自然に道中の安全を願う自分がいました 週に2回のプール歩行でリハビリーしていましたが 思う様には回復してきません 何としても爪先立ちは出来ないのでこのまま回復は無理かな?と思って半ば諦め気味です 9月になるとアキレス腱の太さは3倍くらいに太くなりこの延長でくっつくのかなぁ・・・ 自分なりに治療して良くなる事を想像 フクロハギが屈曲しても動かない 不安もありましたが仕方がない!時期が来なければ! それから同じ症状の多くの肉離れをした患者さんが何故か?来院して来ました 自分と同じようです 真剣に治療しました・・・・ 北海道の予定はこの時点で今年は中止の旨 連絡 始めた結願を最優先に考えていました 要約10月に入り先月までに71ケ寺まで参拝を済ませた その後不思議な事が・・・・ 82番札所 根香寺手前のバスの中、誰もが疲れて寝ています 自分は山の傾斜地を見ていると 額のま真ん中を指でツンと突かれた 誰だろう 最後列の真ん中ですから周りにはだれもいません もうこれで結願まで来たぞ! 次の日に87番札所 長尾寺の山門をくぐり平らな境内で あら! 右手を僅かに着くツマズキ方をした?何でだろう? 何だろう?と思いながら最後の大窪寺です 同じようなツマヅキ方で右手を着いてしまった イタッ アッ やっちゃった またアキレス腱を切ったような痛みが走った・・・・なんてことだ・・・ 3歩ほど歩くと、アレ?何と 歩ける? あれ?痛みがない 爪先立ちも出来るではないか???? ヤッタ!!何て不思議な事があるもんだ ?ホント信じられないような嬉しさが〜 やはり与えられたこれが修業だったのか!と思った 健康はホント 有り難いことだ これから治療家として皆にこの功徳を以って接して行こう 日頃の自分や環境に自然と感謝出来るようになれた 大変だったけれど大きな成果です 各寺院のご本尊様、弘法大師様に感謝します |